ヒートアイランド対策認証制度について
1.認証制度の趣旨
地球温暖化の進展により、世界各地で異常豪雨などさまざまな影響が顕在化し、人類共通の課題となり、取り組みが進められつつあります。中でも、都市部においては、ヒートアイランド現象による熱中症などの健康被害が多発するなどその対策は喫緊の課題となっております。
ヒートアイランド現象は、空調システムや自動車などから排出される人工排熱の増加や緑地等の減少や建築物・舗装等の地表面の人工化並びに密集した建築物により風通しが阻害され天空率が低下する都市形態の高密度化などが原因であり、都市部特有の大気に関する熱汚染といわれています。
従って、ヒートアイランド現象を緩和していくためには、多岐にわたる要因に総合的・体系的に取り組む必要があります。そのため、国においては、府省連絡会議を設置しヒートアイランド対策大綱を取りまとめ積極的な対策を講じてきております。
一方、我々、ヒートアイランド対策技術を保有する民間においても、一般社団法人日本ヒートアイランド対策協議会を設置し、対策の導入促進や技術開発さらには普及啓発に取り組んでいるところであります。
2020年の夏には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。期間中のヒートアイランド現象による競技等への影響は皆無にしなければなりませんし、また、同時に、世界に日本における先進的なヒートアイランド対策技術を発信する機会にしなければなりません。
そこで、ヒートアイランド対策技術の一層の普及を図るとともに、より先進的な技術の開発を促進していくために、先導的な技術を認証し、その技術の普及を促進していく認証制度を立ち上げるものです。
一般社団法人日本ヒートアイランド対策協議会の認証制度の趣旨をご理解いただき、ヒートアイランド現象の緩和に向け、認証制度をご活用いただき、技術の導入が促進されるようお願いいたします。

 

申請について
下記URLより申請用紙をダウンロードいただき、必要事項を記入の上、メールと郵送にてお申込みください。
まずメールにて必要事項をデータでご提出頂き、確認後にご郵送をお願い致します。

 

非会員の方について

非会員の方は事前に申請が必要です。
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